得たもの6つ
- 指導教員との出会い
- 研究仲間との出会い
- 研究室での先輩・後輩との出会い
- 研究方法についての知識
- 発表経験
- 論文を執筆するスキル
指導教員・研究仲間・研究室での先輩・後輩との出会いは、大学院で得ることができる財産だと思います。
研究方法、考察内容、発表方法など、悩んだ時に相談したり、意見をもらったり、とにかくみんな勉強しているので、自分も必死で勉強します。
職場では、研究についてここまで勉強している人はいないので、研究についての悩みを話しても「すごいねー」で終わってしまうことが多いような気がします。
「別に、すごくないのになぁ。」と思っていました。かといって、「なんで、みんな研究しないの!!」っていう風にもあんまり思っていませんでした。
ただ、悩みを話せる場所と、同じ悩み?(研究内容は違うけど)をもって勉強している人と出会えて、話ができる環境って、すごくいいものだと思います。
研究方法の知識
これは、とにかく必死に勉強しました。研究内容はみんなバラバラなので、自分で勉強するっていうことが出来ないと進まないと思います。
教えてもらうっていうよりは、自分がやってきたことを披露して意見をもらうことが勉強だと思った方がいいと思います。手とり足取り教えてくれるっていう感じではないと思います。基礎的な部分(私は初心者なので、この辺りの勉強にすごく時間がかかりました)は自分で、応用的なことを教えてもらうというイメージだと思います。
ただ、先生方は研究や論文執筆において必要なことはもちろん、的確に教えてくれます。初心者の私が迷ってしまった時にかけて頂いた一言は、どれもすごく心の支えになってくれました。
発表経験と論文を書くスキル
パワポにスライドを作成するとか、エクセルで表やグラフを見やすくつくるとか、時間内に話す文章を作成するとか、レジメを作るとか、発表するために必要なことは一通り行います。何度も何度も修正したり、発表練習したりして、発表の日を迎えることになります。
論文という、長い文章を書くこと、論文の構成、図・表の書き方、引用文献の書き方など、全部を行います。誤字脱字は、何回見直しても、1つ2つ見つかります。(不思議。。。)1回で、ミスなく書ける人っているのかぁ。
振り返っても、仕事しながら、よくやったなぁと思います。
捨てたもの6つ
- 職場で行っていた、後輩指導・学生指導
- 時間外に行う業務
- TVを見る時間
- 旅行
- 職場の飲み会
- 通勤・通学の時間
後輩・学生指導はやめました。
学生指導は、出来ないことを上司に伝えました。いままで、学生を結構みてきたので、上司から実習は見なくてよいと許可が出ました。(よかったぁ)
後輩指導は、今まで結構丁寧にやっていました。1年目にどれだけ指導するかで、その後の仕事の姿勢が違うと思っていたので、業務後に相談に乗ることが多かったのですが、全部断りました。昼休みならいいよって言いました。短い時間で私に伝えてもらい、私もまた、短い時間で問題解決できるように返答しました。
時間外で行わなければならない業務を、なるべく就業時間中に行えるように上司と交渉しました。業務後に大学院での授業・レポート課題があるのでなんとしても、平日に勉強時間を確保しなくてはいけないので、仕事の時間をだいぶ削ったと思います。
TVを見る・旅行をする
TVを見なくなりました。TVを1度つけると、あっという間に30分見てしまうので、TVを捨てました。ニュースは電車の中でチェックするようにしました。
連休があると、旅行に行っていたのですが、辞めました。年に1回行ったかなぁぐらいです。大学院に通っている人がみんな旅行の時間を削っているわけではありません。旅行や趣味の時間をきちんと作っている人も、もちろんいましたが、私は、研究について知らなさ過ぎたのと、何をするにも時間がかかるので、時間を確保しなくてはいけなかったからです。
その他、私の職場は有給をあまりとらせてもらえません。人によっては、有給をバンバン使って乗り切っている人もいましたが、私は半休を月1・2回とるのがやっとでした。なので、どうしても旅行の時間を削る必要があったんだと思います。
職場での飲み会
もともとあまり参加しないタイプですが、とにかく全部断りました。大学院での飲み会(年に数回)は参加しました。
通勤・通学時間
通勤・通学時間を減らせるように、引っ越しました。体調を崩しては、研究する時間が減ってしまうので、体調管理には気を付けました。食生活にも気を付けて、休みの日に作り置きをして、普段の日は簡単に食べれるようにしておきました。